Close
ad-image
北九州市・小倉グルメ座談会。洒落者たちの休日の過ごし方は?

北九州市・小倉グルメ座談会。洒落者たちの休日の過ごし方は?

池部さん(以下「池」):皆さん、普段はどのエリアに行くことが多いんですか?

松石さん(以下「松」):いろいろだけど、最近は魚町によく行くかな。お店も増えたよね。アーケードもあるから雨でも飲み歩けるし。鍛冶町、堺町、紺屋町あたりは昔、近くに新聞社があったりしたこともあって、老舗の飲み屋街風情のディープな店も多いよね。

「雨が降らない街を作りたい」。その思いが形となり、昭和26年、全国で初めてアーケードができた商店街が魚町銀天街。魚町一丁目と二・三丁目をつなぐ「エコルーフ」は、太陽光発電パネルやLED照明が採用された、環境未来都市・北九州市らしいジョイントアーケード。
小倉レアグルメ座談会メンバー。左から/「Gramo Coffee」「MEGAHERTZ」オーナーの松石大介さん、古着屋「BELL STORE」店主の岡藤隆広さん、古着屋「Bloomy Days」店主の池部哉太さん

岡藤さん(以下「岡」):堺町のコットンダンサーにもたまに行きます。老舗のバーで、音楽ライブもやっている。オーセンティックな雰囲気だけど、店の人が気さくなので誰でも入りやすいですよ。

写真/「コットンダンサー」Facebookページより。

:キャンドルナイトもやっていて、雰囲気よかったです。

:小倉って音楽イベントが多いよね。ここ(「Gramo Coffee」「BELL STORE」)もそうだし。

ニューヨーク・タイムズに「世界で最高、飛行機に乗ってまで試飲しに行く価値あり!」と絶賛された、ノルウェー発「FUGREN」の豆を使ったスペシャリティコーヒーが楽しめる福岡唯一の店。松石さんの「Gramo Coffee」。浅煎りのフルーティな酸味と旨味を味わいたい。
モヒート用に抽出したアイスコーヒーを使った絶品!ミントの爽やかな香りが広がるGramo Coffeeの「モヒートアイスコーヒー」600円。

オーナー・岡藤さんがカナダに出向き、自ら1点1点買い付けたウエアのほか、雑貨や食器、ステーショナリーなど幅広いラインナップを揃えたユーズドショップ「BELL STORE」。Gramo Coffeeに併設、小倉のカルチャースポットとなっている。

岡:小倉はイベント好きな人が多い気がする。自分で何かやってみよう!という人が多いし、何かしたいときに実現しやすい規模感や空気感。話が通りやすいし、風通しいいよね。

:店が街を牽引している感がありますよね。博多に行くと、いわゆるトレンドのファッションが好きな人が多いんだなーって思うときがあるけど、小倉はそれぞれの店が発信するスタイルに人がついてきていると思う。例えば、古着好きな人とか見てたら「あの人、きっとあの店のお客さんなんだろうな」ってわかる。

メンズ、レディスともにヨーロッパモノ中心、音楽のイベントなども開催している池部さんの「Bloomy Days Vintage」。付近には、女子好みの”映え”カフェや飲食店も多い。

:確かに。音楽好き、古着好きは繋がっている感あるよね。それだけコミュニティが濃く、顔が見えやすい

:海外からゲストがくると「ここはリラックスできるね」と、よく言われる。博多や東京は人も情報も多いけれど、ここは“ホーム感”があると。

:すごくよくわかります。

:最近は海外からの観光客も増えましたよね。

:人口も100万人を切って、ちょっと寂しくなってきたかなと思ったけど、北九州空港ができてインバウンド需要も活性化してきた気がする。秋くらいには台湾との定期便も就航するらしいから楽しみだね。

 

洒落者たちの休日は、小倉からちょっと足を延ばしたエリアへ

:休日はなにをしてるの?

:週末だったら「門司港」のマルシェに行ったり。門司港は毎週末のようにマルシェイベントをやっていて、盛り上がるんですよ。

関門海峡エリア随一の観光地「門司港レトロ」。門司港駅を筆頭に、旧門司税関、旧門司三井倶楽部など、かつての趣を残す建造物が立ち並ぶ。毎週末のように開催されるイベントには多くの人が集まる。 撮影/山城淳一(acud.)

:若松のベラミ山荘とかでもイベントやってるよね。

:若松は自分の地元なんだよね。昔「キャバレーベラミ」っていう大きなキャバレーがあって、そこが持っていた山荘(従業員寮で、ゲストも滞在していた)なんだけど、かなりレアニッポン的! 五重の塔があって、1階が大きな鳥かご、2階は茶室みたいになっている。山の辺鄙なところにあって、突如現れる(笑)。

写真/「ベラミ山荘」のオーナー「古家商」ブログより。

:以前、うちの店でイベントをやってくれた東京のアーティストが行って「すごくおもしろかった!」って感激していましたよ。

:今はガラクタ市や展覧会をやったり、アトリエとして使ってる人もいるみたいですね。岡藤さんの休日は?

:最近はすっかりアウトドア派。山を登ったり、平尾台でトレイルランをしたり。カナダで買いつけするときも、アウトドアテイストの商品が多くなった。

日本三大カルストのひとつに数えられ、天然記念物・国定公園・県立自然公園の指定を受ける「平尾台」。トレッキングコースとして人気が高く、千仏鍾乳洞、目白洞、牡鹿洞などの観光、自然のままの洞窟探検ができる「ケイビング体験」なども楽しめる。

:平尾台はいいよね。最近、カフェも増えたし、自家焙煎工房 愛球珈琲っていうこだわりのコーヒー豆の店がある。小倉に誰か来て、ちょっと足を延ばそうってなると、平尾台か門司港に連れていくかな。

:エリアによって個性もあるし、いいよね。

いろんなカルチャーが入り交じった楽しさが北九州の魅力かもね

まだまだ続く座談会……このまま普通に飲みに行ってしまいそうです(笑)。

“門司港レトロ”で知られる「門司」、城下町にして北九州イチの繁華街をもつ「小倉」、かつては石炭、今は環境の街「若松」、“八幡製鉄所”を中心とした工業の街「八幡」、ユネスコ無形文化遺産に登録された「戸畑」の祭り“戸畑祇園大山笠”など、北九州市には男子の旅ヨクを刺激するエリアがたくさんあります。

●北九州市観光サイト「ぐるリッチ北九州」
URL:http://www.gururich-kitaq.com/

●北九州市のことがよくわかる公式サイト「北九州ライフ」
URL:http://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitakyushulife/

 

撮影/山城淳一(acud.) 取材・文/中野智恵(Fe)

Close