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【関門海峡の絶景】下関から門司まで、橋と街並みのビュースポットを巡る

【関門海峡の絶景】下関から門司まで、橋と街並みのビュースポットを巡る

10万トンクラスのクルーズ客船は関門橋スレスレ! 写真は「ダイヤモンド・プリンセス」

本州と九州を隔てる関門海峡は、日本海と瀬戸内海を結ぶ海上交通の要衝。昼夜問わず、海峡を大小さまざまな船舶がひっきりなしに行き交う様子を見ることができます。そして、海沿いには山口県側では下関、福岡県北九州市側では門司港の街並みが広がり、海峡にかかる関門橋とともに、自然と融合した美しい景観を見せてくれます。今回は下関側を起点に、海峡の美しい景色を訪ね歩きます。

出発点は、周辺の観光情報が手に入り、腹ごしらえもできる「カモンワーフ」がおすすめ。館内には20近くの飲食店が軒を連ね、本格コースが堪能できるお店から、テイクアウト専門のお店まで、ジャンルも多彩です。

■出発点はカモンワーフ

関門海峡に臨む「カモンワーフ」。和・洋・中さまざまな店が軒を連ねる

近隣漁港から鮮魚が集まる、“関門の台所”と呼ばれる「唐戸市場」は目と鼻の先。毎朝、市場から仕入れる魚の料理が自慢の店も数多くあり、下関名物のふぐ料理を提供している店もあります。

>>ふぐ!鯨!ウニ!山口県下関市【唐戸市場】週末限定の寿司バトル「活きいき馬関街」

■みもすそ川公園と壇ノ浦を眺めて

目の前は、源平の戦いの舞台「壇ノ浦」。公園には源義経像が設置されている

「カモンワーフ」から歩いて15分ほど、関門橋のたもとに広がる「みもすそ川公園」へと移動します。橋をくぐり抜けて海峡を行き交う船を間近に眺められ、さらに「関門トンネル人道」への入り口もすぐ隣にあるという観光客に人気のスポットです。

海峡を眺めていると、次から次へと船がやってくる。コンテナ満載の大きな貨物船が!
小さな漁船の横を大きな船が通り過ぎていく。関門海峡では日常茶飯事の光景

下関には年間多数(2018年は59回)のクルーズ客船が立ち寄り、関門海峡を通過するケースもたびたびあるとか。なお、大型船の通過予定は、海上保安庁「関門海峡海上交通センター」のウェブサイトで事前確認が可能です。

せっかくなので、「関門トンネル人道」を歩いて九州へと渡ってみましょう。みもすそ川公園」の道路向かいの入り口から、エレベーターで地下約55メートルまで。その先に、約780メートルのトンネルが門司側に向かって延びています。

■関門トンネル人道へと

人道の通行料金は徒歩なら無料(自転車・原付20円 ※手押しで通行)。門司側までは徒歩約10分で、当然のことながら途中には県境がある

■門司側に到着!

門司側出口のすぐ近くにある「若松屋」は要チェック! 地元で長年愛されるおでんの名店
ごぼう天、丸天、すじ肉、大根、かまぼこなど10種類のネタは、すべて1つ 105円 (税込み)

なお、出発点のカモンワーフ隣には唐戸渡船場があり、連絡船が門司港側と毎時2~3往復しています。所要時間は5分ほどですが、船上のデッキは超爽快! ひとときの絶景クルーズもオススメ。

■下関側からは、絶景クルージングも!

海上から関門橋を眺められ、時間によってサンセットや夜景も堪能できる。片道 大人400円、小人200円(ともに税込み)
せっかくなのでデッキがおすすめ! 海風や波しぶきを浴びて、夏場は最高に気持ちいい

そして最後に紹介する絶景は年に一度きり、毎年8月13日に開催される「関門海峡花火大会」です。下関側、門司側双方からあわせて1万5000発もの花火が打ち上げられ、水中花火や一尺玉、一尺半玉の連発など、色とりどりの花火とともに浮かびあがる海峡の風景は息をのむほどの美しさです。

■毎年8月13日開催 関門海峡花火大会

下関側と門司側、海峡を挟んで同時に花火が打ち上げられる(写真提供:山口県)

今回は下関側を中心に、関門海峡のおすすめビュースポットを紹介しましたが、あくまでもほんの一例にすぎません。「門司港レトロ」で知られる対岸の門司港側もお楽しみ&絶景スポットが満載! 海峡を行ったり来たり、絶景とともに関門の魅力を楽しみ尽くしましょう。

カモンワーフ URL:http://kamonwharf.com/
関門海峡海上交通センター(大型船入港予定ページ) URL:https://www6.kaiho.mlit.go.jp/kanmon/cgi-local/big_ship.pl
関門海峡花火大会 (下関側) URL:http://shimonoseki21c.jp/hanabi2016.html  (門司側)  URL:https://kanmon-hanabi.love/

 

撮影・取材・文/兼行太一朗
地元山口のフリーペーパー発行元に14年間勤務した後、フリーライター・カメラマンとして独立。主に旅行、グルメ、歴史、地方創生などについての書籍やウェブサイトを中心に取材・執筆を行っている。拠点とする山口市では、歴史資源を生かした地域活性化に取り組むNPO法人「大路小路まち・ひとづくりネットワーク」にも所属し、守護大名大内氏や幕末に関する史跡、ゆかりの場所や人物についての取材を担う。

 

>>門司港レトロ×クロスカルチャーマルシェという「地方創生」

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