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【北九州市】「釣りいこか」釣りアンバサダー、釣りのユートピアに感動!

【北九州市】「釣りいこか」釣りアンバサダー、釣りのユートピアに感動!

日本に釣りのユートピアはできるのか? 北九州市の挑戦「釣りいこか」

大海原で大きな魚を釣って、舟盛りなんかで食べられたら最高だろうな〜。バラエティやグルメ番組を見て、自分もそんな体験をしてみたい……!と思ったことはありませんか? でも現実は竿もないし釣り方もわからない。虫や魚を触るのも怖いし、そもそもどこに行けば体験できるのかもわからない。

そんな方にぴったりな、釣りのユートピアが2018年6月、福岡の北九州に誕生しました。その名は「北九州釣りいこか倶楽部(以下、釣りいこか)」。

博多から新幹線で約15分の北九州市はさまざまな魚が港近くで釣れると、釣り人の間では昔から人気の地。そんな豊かな海を、釣り人だけでなく、初心者・女性・家族連れが気軽に「釣って、食べて、地域を楽しめる」ユートピアに変えてしまおう!というのが「釣りいこか」の目的です。

この計画には地元の釣り関連事業者はもちろん、市役所やレストラン、ホテル、観光施設など多くの団体が賛同し、地域一丸となって盛り上がりを見せています。

「釣りいこか」の特徴は、とにかく初心者・女性・家族連れに優しく、そして楽しめる要素がいろいろ盛り込まれていること。

・道具はすべてレンタルOK
・レクチャー&サポートばっちり(ガイド制度あり)
・釣った魚はすぐに料理
・釣った魚の処理だけしてもらって持ち帰りも可能
・料理の間はお風呂でゆっくり
・宿泊の場合はホテルも割引
などなど、それ素敵~!というアイデアがたくさん詰まっています。

私も実際に体験してきましたが、動きやすい服装以外は本当に手ぶら。

この日は女性サポーターさんが同船し、釣り方などレクチャーしてくれた
血抜きなど美味しく食べるための処理もしてくれる

道具の準備や釣り方のレクチャー、魚が釣れたときに外すところはサポーターさんにお任せ。

この日一番の大きな真鯛が釣れて、大満足の筆者

楽しいところ(実際に釣るところ)以外はすべてやっていただけました。

それにしても北九州の海は本当に豊か。釣りはこの日が初めて!という女子たちが同船したのですが、みんな真鯛にマゴチにと高級魚を次々に釣り上げていました。

そして港に戻った後も至れり尽くせり。釣った魚はガイドの方が、レンタルしたクーラーボックスに詰め込んで、レストランに届けておいてくださいます。

露天やサウナ・岩盤浴もある楽の湯

私たち参加者はレストラン近くのお風呂でゆっくり釣りの疲れを癒やして、お料理の完成を待つだけです。

指定された時間にレストランに行くと、そこは先ほどまで釣りをしていた海が見渡せるオーシャンビュー。釣りの思い出話に改めて花を咲かせていると、続々とおいしそうな料理が出てきました。

なかでも一番盛り上がったのが、やはり舟盛り。自分たちで釣った魚がこんなふうに生まれ変わるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

他にも、お鍋や鯛めしなど、どのお料理もとてもおいしかったです。まるでテレビの企画のような、至れり尽くせりで、なおかつ非日常体験の連続だった「釣りいこか」のプラン。

これはまさしく、初心者・女性・家族連れ向けの「釣りのユートピア」……と思いましたが、運営側はまだまだ満足がいっていないよう。カナダなど海外では、もっと豪華で特別感のある仕掛けをたくさん用意しており、そこはまさしくユートピア。年に一度、そのユートピアに行くのを楽しみとし、ステータスとする人たちに愛されているんだそう。

「一般的な釣りが普及さえしていない日本はまだまだ」と情熱的に語る彼らが、この先どのように日本で釣りのユートピアを育んでいくのか。その挑戦から目が離せません。

●北九州釣りいこか倶楽部
URL:https://tsuri-ikoka.com/

撮影・取材・文/中川めぐみ
釣りアンバサダー 兼 ツッテ編集長。釣りを通して感じられる日本全国の地域の魅力(食、景観、人、文化など)を発見・発信するため、メディア「ツッテ」の運営や、初心者向けの釣りイベントを実施。自ら全国の港を飛び回っており、2018年は100地域での釣り旅を計画。レアニッポンでは全国の港町で見つけた地域や海にまつわるおもしろいものをお伝えしていきます。https://tsutte.jp

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