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【北海道・風蓮湖】凍結した湖上をスノーモービルで疾走したかった!

【北海道・風蓮湖】凍結した湖上をスノーモービルで疾走したかった!

北海道の東部、根室半島の付け根に位置する風蓮湖は、淡水と海水が混じり合う汽水湖としてラムサール条約にも登録されています。湿原と干潟が複雑に入り組み、冬になると一面凍結してしまうこの湖では、地元漁師によって氷下待ち網漁(こおりしたまちあみりょう)という伝統的な漁がこの時期だけ行われています。

この日は風蓮湖でボートクルーズやスノーモービルクルーズツアーなどを企画している「North Cruise(ノース クルーズ)」小向純一さんのもと、氷下待ち網漁がどのように行われているのか、特別に取材してきました。

■伝統漁「風蓮湖の氷下待ち網漁」を体験したかった!

氷下待ち網漁が仕掛けられたポイントまで歩きます
氷下待ち網漁のポイントに到着しました!

氷下待ち網漁とは、氷にチェーンソーで網を仕掛ける穴と網を引っ張るための穴を開け、群れを手網で誘導し、箱網に集める漁です。ポイントに到着してみると、まだどこにも穴は開いていません。これから開けるのかな?

穴は目隠しの板で覆われていました

実は穴はすでに開けられていて、目隠しの板を外すと、およそ50×200cmほどの穴があらわになりました。この中に網が仕掛けられているのか!

二人がかりで氷の下に仕掛けられていた網を引き出します
網の長さは20m。なかなかの重労働です
引き出した網の中には、多くの魚が入っていました!
ニシンやコマイ、キュウリウオなどの魚が獲れました

聞くところによると、この日は干潮ということでそれほど多くはなかったそうですが、シーズン最盛期となる1月には、1日にカゴ10杯から20杯ほどの魚が獲れるそうです。獲れた魚は市場でセリにかけられ、その後、お店で販売されます。

網は少し離れた穴から出ているロープを引っ張って、再び氷の下に引き込みます
漁が終わり、その場を離れると、オオワシやオジロワシなどの野鳥が、残りの魚を奪いに来る姿が見られました

魚が豊富に獲れる風蓮湖周辺では、国の天然記念物タンチョウやオオハクチョウなど、冬の渡り鳥が多く生息する、まさに野鳥たちの楽園。風蓮湖の「氷下待ち網漁」は現在、見学できるツアーの企画を検討しているそうです。

■風蓮湖をスノーモービルで疾走したかった!

スノーモービルで風蓮湖を走り抜ける

そんな冬の風蓮湖では、スノーモービルで走り抜けるアクティビティが人気です。

凍結した風蓮湖をスノーモービルで疾走します!
スノーモービルで走り抜ける爽快感は最高でした!

季節によって、さまざまな表情を見せる風蓮湖。バードウォッチングやネイチャークルーズをする人たちにとっても絶好のスポットです。

●North Cruise
URL:https://northcruise56.wixsite.com/northcruise
スノーモービルクルーズは1人1時間6000円。お申し込みはメールにて。
メールアドレス:northcruise56@gmail.com

取材協力:根室振興局

撮影・取材・文/中川マナブ
さんぽブロガー、旅ライター、Webプロデューサー。
夫婦で東京のみならず、日本中の観光名所、グルメスポットを散歩してお出かけの「キッカケ」を発信。「地域ブロガーの会」を主催するなど、地域ブロガーネットワークに精通。 URL:https://tokyosanpopo.com/

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