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「屋久鹿」の海苔巻き!? 野草マニアのシェフが【屋久島の自然】を表現した絶品フレンチ

「屋久鹿」の海苔巻き!? 野草マニアのシェフが【屋久島の自然】を表現した絶品フレンチ

国内でも有数の自然豊かな離島を持つ鹿児島県。中でも、圧倒的な存在感を誇るのが、世界自然遺産「屋久島」です。日本でも類を見ない自然の豊かさから“神々が住む島”と称えられ、島の約90%を森が包んでいます。”島の自然との共生”をテーマに、上質なホスピタリティーを提供しているホテル「sankara hotel&spa 屋久島」は島の東南に位置し、深緑のベルベットのような山肌をくり抜いた場所に立っています。亜熱帯植物の森の中ひっそりと佇むオーベルジュタイプのホテルに一歩足を踏み入れると、そこはもう別世界!

サンカラホテルといえば、なんといっても屋久島の食材をふんだんに使った食事が人気。世界中の美食家を唸らせる料理は、異なるコンセプトの2つのレストランで提供されています。地産地消の屋久島フレンチを堪能するためだけに宿泊する、リピーターのお客さまも多いそう。

カジュアルに食事が楽しめるレストラン「ayana」

まず、本館1階にあるレストラン「ayana(アヤナ)」は、プールサイドに面した明るい雰囲気。カジュアルなスタイルで料理をいただけます(スタンダードタイプ・サンドラ ヴィラに宿泊のお客さまには「ayana」での食事がついています)。

前菜、メイン、デザートを、数種類のメニューから選べるプリフィックススタイル
「アヤナ」の小山良孝シェフがサーブしているのは「S.S.S sankara サバサラダ」。屋久島北部の一湊集落でしかとれない“首折れサバ”を、お客さまの目の前で炙り、生野菜とあえていきます。フレッシュな野菜と、脂ののった首折れサバが絶品!
屋久島の逸品食材「首折れサバ」。ほかでは食べられない、新しいスタイルです
屋久島の自然を表現したフレンチフルコース「okas」

そして2階に上がると、落ち着いた雰囲気のレストラン「okas(オーカス)」の扉が開きます。洗練された店内で供されるのは、お客さまのためだけに作られる島の食材を使ったフレンチのフルコース。約10品のコース料理では、ひと皿ひと皿に屋久島の自然が表現されています(スイートルームに宿泊のお客さまには、「okas」での食事がついています)。

屋久鹿は、屋久島の森の恵みのたまもの。漆黒の森で静かに生息する鹿を、キュッと締めた海苔巻きにしていただきます
屋久島の里でよく見られる植物の光景。雨が降ったあと、天に向かって顔を上げる野草たちを表現。屋久島の天然のキクラゲと白菜や鶏肉の上に、海辺に咲くハマヒルガオを揺らして。ときおり舌に感じるピリッとした刺激はハマダイコンの蕾
南の島ということを忘れるほど、深い森に包まれた屋久島。でも、屋久島の自然は緑だけではありません。海の営みを表現したカラフルな一皿! キラキラ輝く海は、鶏出汁のジュレ。水の戯れの中、岩に亀の手といわれる貝が張りつき、イカが泳ぐ。ほんのりとした磯の香りは、海苔を練りこんだムースで
自他ともに認める「野草マニア」林 謙児シェフ。激しく変化する屋久島の自然環境を嗅ぎ分け、島内の野草のことは生態・分布・植生までも熟知。林シェフ自らの目で探した、朝採れの旬な野草たち

●sankara hotel&spa 屋久島
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553
TEL:0800-800-6007 (予約専用ダイヤル)
URL:https://www.sankarahotel-spa.com/

>>屋久島”神秘の森”で、最も天上に近づける「sankara hotel&spa 屋久島」の絶景!

取材・文/緒方 麗
屋久島・安房河畔にてリバーサイドカフェ&バー「散歩亭」を営む。ライターとしては、南日本放送「WEBやくしまじかん」、屋久島環境文化村財団冊子・屋久島通信「私が屋久島に住む理由」、屋久島発季刊誌・ヒトメクリの音楽コラム「私と日々と音楽と。」など連載中。屋久島の幻の民謡「まつばんだ」を、屋久杉ウクレレや屋久杉ギターとのデュオで演奏なども行う。

撮影/田中宏樹

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