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【山梨・甲府】話題のコーヒー文化発信地「AKITO COFFEE」

【山梨・甲府】話題のコーヒー文化発信地「AKITO COFFEE」

コーヒースタンドのあるべき姿「まちのコーヒー店」を目指して

甲府駅北口より徒歩5分の場所にある「AKITO COFFEE」は、可愛らしい2階建てのコーヒーショップです。コーヒーの香ばしい匂い……つい立ち寄ってみたくなる、そんな魅力にあふれています。「AKITO COFFEE」で出されるコーヒーは、高品質で新鮮なコーヒー豆を使用したスペシャルティコーヒー。焙煎所で丁寧に浅煎りする、ブレンドしないシングルオリジンが特徴です。

ハンドドリップで淹れるコーヒーのほか、エスプレッソ、カプチーノ、ココアやソフトドリンクもある

ときには海外に赴いて買いつけてくる、世界トップクラスの高品質な生豆を自家焙煎。オーナーの丹澤亜希斗(あきと)さんは、産地や豆の特徴をふまえ、1分、1秒、0.5度単位、時間や温度なども総合的に考えながらコーヒーを淹れます。品質劣化や、お客さまに届けたときに味の変化が出ないよう、細心の注意を払って提供するといいます。豆の品質をチェックする「クオリティコントロール」も、週1回、メンバー全員で必ず行うプロダクションカッピングと毎日のチェックで、おいしいコーヒーを届けています。

「クオリティコントロール」の様子

奥深いコーヒーの世界に惹かれて……

丹澤さんは、地元・山梨の高校を卒業後、東京の専門学校へ。飲食店でアルバイトをしながら、いつか地元で自分の店を持つことを夢見ていたそう。アルバイト生活を送っていた学生時代、偶然知ったコーヒーショップで感じた人と人との距離感、日常に溶けこんだ存在感など、コーヒーという世界の奥深さに魅了されていったといいます。

オーナーの丹澤亜希斗さん

その後、山梨に戻った丹澤さんは飲食店でアルバイトしながら独学でコーヒーの勉強を続け、自身の名前を店名にした「AKITO COFFEE」を2014年にオープンしました。その名はあっという間に知れ渡り、居心地のよい空間として支持されていきました。

コーヒーのおいしさはもちろんですが、丁寧なハンドドリップによる丹澤さんの仕事ぶりにもにトキメくといいます。立ちこめる優雅な香り、甘み×酸味のバランス感……“とっておきの1杯”に出合うため、多くの人が訪れています。

ハンドドリップコーヒー 380円~(税込み)
ラテ 400円(税込み)

ガラスのショーケースには、コーヒーに合うチョコレートやドライフルーツなどのパウンドケーキがズラリと並びます。コーヒーとケーキ、このシンプルな組み合わせが、お腹も心も満たされる「AKITO COFFEE」での特別な時間へと変わっていくのです。

午前中に完売してしまうこともあるそう

コーヒーから生まれる人と地域のコミュニティ

「ありがたいことに、お客さまの8割近くが常連さんです。会話を楽しみ、今日の活力となるコーヒーを求めて来てくれる方ばかり。毎日来てくれるおばあちゃんもいますよ」と、微笑む丹澤さん。こだわりは“人との距離感”。レストランとは異なる、コーヒーならではの絶妙な距離感に、コーヒースタンド本来のあるべき姿があるといいます。また「日常的に使ってもらえる、『まちのコーヒー店』でありたい」とも。

小さな子どもから96歳のおばあちゃんまで、地域の人々に愛されています

「ちょっと早起きして、コーヒースタンドに寄ってみる。それって贅沢ではなくて、心と時間の余裕だと思うんです。朝、特別な1杯のコーヒーを。そんな朝のコーヒー文化を広めていきたいですね。ゆくゆくは、朝の営業をメインにシフトしていけたらいいなと考えています」

今後は、農園の作り手の“顔が見えるコーヒー豆”の展開や、現在「五味醤油」の蔵を間借りしている焙煎所を2019年GWを目指して店舗兼焙煎研究所として本格的にスタートしたい、など計画中とのこと。

コーヒー豆の販売もしている。「Musasa Mibilima / Rwanda Organic 」800円/100g、1550円/200g(ともに税込み) ※オンラインストアでも購入可

丹澤さんにとってコーヒーは、人生を豊かにしてくれ、人との出合いを引き寄せてくれるもの。1杯のコーヒーには、人が集い、コミュニティが生まれる可能性があります。丹澤さんは、そんなコーヒーが生むコミュニティを作っているのだと感じました。

●AKITO COFFEE
住所:山梨県甲府市武田1-1-13
TEL:055-254-3551
営業時間:平日7時30分~18時、土・日曜10時~18時
定休:月曜
URL:https://akitocoffee.com/

取材・文/平岡宏枝(anlib株式会社)
山梨県在住。anlib株式会社に籍を置き、毎日を楽しく幸せに過ごせるような“小さな発見”を大切に、日々アンテナを張り巡らせています。

編集/くらしさ

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