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【長崎】美しすぎる無人島で冒険!壱岐の最北端「辰の島」へ

【長崎】美しすぎる無人島で冒険!壱岐の最北端「辰の島」へ

釣りアンバサダー 中川めぐみさんが訪ねる【長崎・壱岐】 Vol. 3

壱岐本島から10分の無人島「辰の島」

長崎県の離島、壱岐島(いきのしま)。その最北端、本島から船で約10分の海に浮かぶのが美しすぎる無人島「辰の島(たつのしま)」です。日本と思えないようなエメラルドグリーンの海と、ほとんど手つかずの大自然が魅力で、映画かゲームの世界にでも迷い込んだ気持ちになります。最も賑わうのは海水浴ができる夏ですが、実は春・秋こそ人が少なく“無人島”の醍醐味を味わえると聞き、3月下旬に訪れてきました。

観光船は3コースから選べる

辰の島へは漁協の観光船で向かうことができ、「遊覧」「渡船(上陸)」「遊覧+渡船」の3コースから選ぶことができます。オススメは「遊覧+渡船」。なぜなら辰の島には“海の顔”と“山の顔”という2つの顔があるからです。

遊覧船に揺られて、美しすぎる海を堪能

壱岐本島にも美しい浜がたくさんありましたが、辰の島付近は無人島というだけあって別格でした。

曇っていても日本とは思えない海の色

この日は残念ながら晴れたり曇ったり。撮影には今ひとつの条件でしたが、それでもこの美しさ。エメラルドグリーンの海と、自然の力で複雑に削られた岸壁や洞窟、たくましく伸びる緑に感動の連続です。

波で神殿のように削られた「海の宮殿」

なかでも「海の宮殿」と名付けられた場所には神秘的な空気が漂っていて、自然とため息が出てしまいました。あの奥には秘密の洞窟が続いていて、何か大切なものが隠されているんじゃないか……そんな想像が膨らみます。

自分の足で美しすぎる島を冒険

海を満喫したあとは、いよいよ上陸。ここからさらに冒険感が増していきます。

滑りやすいので注意して進む

辰の島は最低限の整備はしてありますが、ほとんどが自然そのまま。例えば島の淵には細い道がつくられていますが、満ち潮のときはところどころ海水に浸かっています。

タイミングを外すと足がずぶ濡れに

島が途切れた箇所には石橋がかけてありますが、こちらも時間帯によって海水が押し寄せてきます。波が引いた瞬間に走って渡る……という自然のトラップに立ち向かわなくてはいけません。

砂地も急な波に注意

こうして時には砂地、時にはまた海に浸かった橋を進みます。

人工物のない広々とした山道を進む

そうして島の中心地にくると、次に続くのは目を見張るような草原の山道。こちらもまた冒険感が満載。RPGの主人公になったようで、ワクワクしてしまいました。

岸壁地帯を抜けた先には美しい海原が

草原地帯を登った先には猛々しい岸壁地帯が待っています。頂上から見渡す海の景色はまた格別でした。本当に島全体が日本とも現実とも思えない、美しすぎるこの世界。ぜひ童心にかえって絶景の数々に感動し、自然のトラップに一喜一憂してみてください。

船が宙に浮かぶ!?「宙船」現象
JF勝本町観光案内所HPより転載

この日は見られませんでしたが、天気や潮の条件が揃うと海の透明度がさらに増し、まるで船が宙に浮かんでいるように見える「宙船(そらふね)」という現象が起こるそう。大自然が引き起こす奇跡、次回はこの目で見届けたいです。

●JF勝本町観光案内所
TEL:0920-42-2020
HP:https://www.kankai.net/jf-k/

撮影・取材・文/中川めぐみ
釣りアンバサダー 兼 ツッテ編集長。釣りを通して感じられる日本全国の地域の魅力(食、景観、人、文化など)を発見・発信するため、メディア「ツッテ」の運営や、初心者向けの釣りイベントを実施。自ら全国の港を飛び回っており、2018年は100地域での釣り旅を計画。レアニッポンでは全国の港町で見つけた地域や海にまつわるおもしろいものをお伝えしていきます。URL:https://tsutte.jp

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