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【葛飾・墨田】メイドイン町工場! アンダー1万円で見つかる傑作日用品 Vol.2

【葛飾・墨田】メイドイン町工場! アンダー1万円で見つかる傑作日用品 Vol.2

洒落た海外ブランドもいいですが、本邦は押しも押されぬ技術大国ニッポン。暮らしに寄り添い、それを豊かにするために生まれたモノは、やっぱり日本製から。それも、町の片隅にある工場から生まれたモノなのです。

継ぎ目のない美しきアール。大一アルミニウム製作所のアルミ弁当箱

軽量で割れにくく、油やニオイは落ちやすく、アルマイト加工による被膜で腐食にも強い。弁当箱に求められる性質を備えたアルミは、人気根強い素材です。
大一アルミニウム製作所の先代がキッチン雑貨の工場を始めた頃、アルミ製の弁当箱はありふれたものだったとか。しかし時代とともにその数は減少。そんななか命ともいえる金型を手放すことなく、頑なに生産を続けたのが同社だったんです。
貫き通した伝統は、継ぎ目のないアールに現れています。

東京都葛飾区の大一アルミニウム製作所は1951年創業。アルミ弁当箱はシンプルな造形ながら、深絞りと呼ばれるプレスによって角のない美しいアールを再現。表面にはアルマイト加工が施され、油やニオイも付着しにくく衛生面も安心。「小判型L」1400円。162×H115×D38mm。(大一アルミニウム製作所)
「薄吹き」がビールの味を変える。松徳硝子のうすはりSHIWAタンブラー

一日の終わりにキュッとやる一杯、至福ですよね。そのひと口のために、並々ならぬこだわりが注がれた「うすはり」。マシーンでは到底及ばない薄さにガラスを手吹きする技術は、前身である電球用ガラスの生産工場時代から継承したものです。
電球が機械生産になった今もなお、光の透過率を高めるための伝統技法を繊細なグラス作りに応用。
お酒の味や香りをダイレクトに感じられる繊細な口当たりは、日々の晩酌をも名店の味に変えてくれるのです。

1922年から墨田区で操業を続ける松徳硝子。「うすはりSHIWAタンブラー」は職人が一点一点手吹きによって仕上げる薄作りの江戸硝子。「はり」はガラスを意味する玻璃から取られ、平成元年の誕生以降多くの名店で重用されている。一点モノのくぼみは、美しさと持ちやすさを両立。写真右から1900円、1700円、1500円 (松徳硝子)

※ビギン2019年7月号の記事を再構成しています。スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
※商品価格は原則として本体価格であり、2019年4月28日現在のものです。

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