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【ニッポンの柄ガラぽんっ!】和柄の歴史を探る Vol.2 麻の葉柄編

【ニッポンの柄ガラぽんっ!】和柄の歴史を探る Vol.2 麻の葉柄編

北は北海道、南は沖縄まで、日本全国には古くからさまざまな柄があり、そのいずれにも地元の人たちの生活や文化と深い繋がりがあります。そして現代になっても、和柄はファッションやトレンドに反映されています。そんな“ニッポンの和柄”を紹介していきます!

この記事は特集・連載「ニッポンの柄ガラぽんっ!」Vol.2です。

麻の葉柄
麻の葉ってどんな柄?

江戸時代のタブロイド紙の影響で一世風靡した伝統的パターン
正六角形を幾何学的に構成した、日本の伝統的な柄。平安時代には仏教の尊像の衣服の柄として使われていましたが、徐々に普及し、江戸時代には着物の柄として流行しました。麻は生長が早く丈夫に育つ植物のため、無病息災や長生きの象徴として麻の葉柄が用いられ、子供の産着や着物などにも使われています。

 

麻の葉のアレコレ

江戸庶民の着物に生かされた流行柄そして近代建築にも継承
それというのも、江戸時代の歌舞伎役者、五代目・岩井半四郎が舞台で麻の葉柄の着物を着たことから。また、「八百屋お七」を描いた当時の浮世絵でも、お七が麻の葉柄の着物を着用。浮世絵は現代のタブロイド紙やアイドル本の位置付けだったこともあり、当時の庶民はこぞって麻の葉柄を身に着けていました。また、麻の葉柄を構成する小さい三角形には魔除け、厄除けの意味があり、その集合体である麻の葉はさまざまな空間(欄間、障子、外壁など)に使われています。その例が虎ノ門にあるホテルオークラ本館(2015年に閉館)の外観、目黒のホテル雅叙園東京の障子など、近代建築にも受け継がれています。

 

麻の葉を取り入れているのが、「Ptolemy48(トレミーフォーティエイト)」
EMPEROR E-042 4万8000円 問い合わせ:トレミーフォーティエイト カスタマーサービスセンター TEL:0120-484-804

2種類のメタルを貼り合わせたフロントには、日本の伝統的な麻の葉を立体的にデザイン。そして、クラシックの意匠フォルムのクラウンパントシェイプに落とし込み、洒脱なルックスに。柔軟性に富んだβチタンのテンプルが、顔を優しく包み込んでくれます。

取材・文/宮嶋将良(POW-DER)

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