Close
【北アルプスの絶景】「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」で楽しむ“三段紅葉”の魅力とは?

【北アルプスの絶景】「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」で楽しむ“三段紅葉”の魅力とは?

3,000m級の山々を望む、北アルプスの麓に位置する長野県白馬村。日本最大級のスキー場エリアとして知られ、良質なパウダースノーを求めて近年は多くの外国人スキーヤーも訪れている一大スノーリゾートです。そんな白馬村が本格的な冬の訪れを迎える秋のひととき、山々は燃えるような紅葉に包まれます。

そして晩秋の初雪が降る頃に見られるのが、北アルプスに積もる雪の白色と山腹に残る紅葉の赤色、山麓に広がる針葉樹の緑色の三色からなる「三段紅葉」。その絶景を一望できるのが、新名所「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」です。

(写真提供:白馬観光開発株式会社)
北アルプスの圧倒的な山岳景観が楽しめる絶景テラス

「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の開業は2018年10月。「オールシーズン マウンテンリゾート」のコンセプトのもと、標高1,289mの白馬岩岳山頂にオープンしました。

開業約1カ月で前年のグリーンシーズン全体の来場者数とほぼ同様の、3万人強が来訪したというほど人気を集めているスポットです。そんな中、オープン以来SNSを賑わせているのが、テラスからの北アルプスの絶景です。

目の前に広がる白馬三山(白馬岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳)の雄姿は圧倒的なスケールで、息を飲むほどの美しさ。テラス先には置き撮り用のカメラ台があるので、三脚なしでも大パノラマを背景にした特別な写真撮影が可能です。

テラスの囲いはガラス張りなので、まるで宙に浮いているような空間で間近に迫る名峰群の眺望を楽しめます

テラスからはもちろん、四季折々の景色を楽しめるのですが、なんといっても魅力は10月頃に楽しめる貴重な絶景「三段紅葉」。山頂の冠雪と山の中腹の紅葉、山麓の樹木の緑が一度に見られるのは白馬だからこそ。目を見張るほどの色彩美が広がります。

初冠雪の頃にしか見られない幻想的なグラデーションは、まさに「百聞は一見に如かず」。その目で確かめてほしい絶景です
人気ベーカリーのほか、リゾート空間もオープン

また、施設内には1990年創業のニューヨーク生まれの人気ベーカリー「THE CITY BAKERY(ザ シティ ベーカリー)」が長野県初出店。日本オリジナルのパンやデリ、サンドイッチ、さらには白馬産の素材を使った限定メニュー「白馬豚のクロワッサンサンド」(税込950円)が揃い、白馬三山の絶景を眺めながら、焼きたてパンやコーヒーを楽しむことができます。

大人気のサンドイッチは午前中に売り切れてしまうことも。早めのお求めがおすすめ(写真提供:白馬観光開発株式会社)
テラス席だけでなく、イートインエリアでの食事もできます

しかも、麓からゴンドラで楽々アクセスできるのも「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の魅力。ゴンドラリフト「ノア」が約8分の乗車で一気に天空の世界へと運んでくれます(往復大人1,800円、子ども1,000円、ペット1頭につき600円・各税込)。

北アルプスの絶景を望むゴンドラリフト。眼下には、マウンテンバイクのダウンヒルコースを駆け下りるライダーの姿も眺められます

ゴンドラ山頂駅からは正面の林の中を抜け、徒歩数分で「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」に到着。本来は登山者しか味わえないような山岳景観が気軽に楽しめるうえ、ペットの乗車もOKなので、愛犬とともに絶景を楽しむことができます。

なお、ゴンドラ山頂駅下車すぐの場所には、白馬村の町なかと美しいパノラマ風景を見渡せる絶景マウンテンリゾート空間「Iwatake Green Park」が、2019年7月にオープンしました。

スキー場の斜面一面に芝生が敷かれた岩岳山頂の「展望ピクニックラウンジ」には大小のウッドデッキが新設され、キャンピングチェアでは読書や昼寝など思い思いの時間を過ごすこともできます。家族や仲間、愛犬と自由に過ごせる予約制の「プライベートデッキ」もありますよ。

また、山頂駅の並びにはガイドセンターも併設されたレストラン「スカイアーク」があり、地元の素材にこだわったパスタなどの食事が楽しめます。

「スカイアーク」前には芝生エリアが広がり、ピクニックや小休憩にも最適

ガイドセンターではウォーキングツアーやバギークルーズなども実施。ウォーキングツアーは高低差の少ない約1時間30分のハイキングで、樹齢約200年の「ねずこの巨木」などを見にいきます。バギークルーズは園内をガイド付きバギーに乗りながら、約15分かけてゆっくりと一周する周遊クルーズです。

森の中に新設された「ブナの森パーク」にはアスレチックがあるので、子どもが思いっきり遊ぶことも。散策ルート「森の遊歩道&ドッグラン」は、愛犬が自由に歩き回れ、ペットと一緒に大自然のリゾート空間を満喫できます。

「スパイダーネット」やハンモックが設置された「ブナの森パーク」(写真提供:白馬観光開発株式会社)
麓では温泉と白馬全景が楽しめる白馬岩岳

ゴンドラ山麓駅から約200mの場所には、ミネラル分が濃厚な白馬姫川温泉「岩岳の湯」があるので、思いっきり遊んだあとは天然温泉でリラックスするのもおすすめ(大人600円、子ども300円・各税込)。

「白馬塩の道温泉」としても知られる温泉で、塩分濃度がかなり高く、湧出時は透明な湯色が空気に触れて鉄分が酸化し、茶褐色になるのだとか。アトピーに効くともいわれ、湯上がりは肌がつるつるします。

また、白馬岩岳の麓を流れる松川にかかる橋「白馬大橋」は“日本の道100選”に指定されている絶景ポイント。景色をさえぎるものがない橋の上からは、清流の背後に雄大な白馬三山の三段紅葉を楽しめます。

「白馬大橋」近くの川原には芝生広場もあるので、ゆったりと休憩しながら紅葉を満喫できます(写真提供:白馬村観光局)

絶景とおいしい食事、そして温泉。そんな充実した楽しみ方も、ある意味で三段効用といえるかも!?
まさに特別感のある白馬の「三段紅葉」、一見の価値があります。

(写真提供:白馬村観光局)

HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
住所:長野県北安曇郡白馬村北城岩岳(白馬岩岳山頂)
TEL:0261-72-2474(白馬観光開発株式会社 岩岳営業本部)
営業期間:2019年4月27日(土)~11月10日(日)
※年度・シーズンにより営業期間が異なる。

取材・文/島田浩美
長野県出身・在住。大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の海外放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に編集兼デザイン事務所「合同会社ch.(チャンネル)」を設立、「旅とアート」がテーマの書店「ch.books」をオープン。趣味は山登り、特技はマラソン。体力には自信あり。

撮影/青木 圭

編集/くらしさ

Close