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【役所メシ】地元愛強すぎ! 福岡の“よかもん”が味わえる弁当

【役所メシ】地元愛強すぎ! 福岡の“よかもん”が味わえる弁当

大好評の「役所メシ」、今回は福岡編! 福岡市は博多区、自然豊かな緑が生い茂る都会のオアシス・東公園の前にそびえ立つ、福岡県庁に行ってまいりました。

今回の目的は、県庁の最上階に位置する「よかもんカフェ」。しかしながら目の前に現れたのは、近寄りがたいオーラがぷんぷんするこの建物…。本当にカフェは存在するのか…?!

さっそく最上階の11階を目指します。

エレベーターを降りると、そこは先程までの“いかにも県庁!”な雰囲気とは一変。こちらの「福岡よかもんひろば!」の中に、よかもんカフェが併設されている模様。ちなみに「よかもん」とは「いいもの」を意味する博多の方言です。

「福岡よかもんひろば!」は、北棟ラウンジと南棟展示室に分かれていて、北棟にあるカフェに立ち寄る前に南棟を少し見物。

中には、その名に恥じず福岡のよかもんが一堂に集められておりました。

美術館かと錯覚するほどのアートな空間。これはすごい…。御見逸れいたしました…。夏休みシーズンには、家族連れでいっぱいになるというのもうなずけます。

ほかにもいろいろ紹介したいのですが、メシはまだか…と、そろそろしびれを切らしているころかと思います。
というわけで、ドーン。12時ジャストからほぼ満席のこちらが、よかもんカフェ。

今回ご紹介するのはカフェの目玉、福岡の食材を使った「よかもん弁当」です。食券の販売が毎朝8時30分からスタートするため、12時前には売り切れてしまっていることもしばしばなのだとか。

カフェの前には、よかもん弁当に使われている福岡の食材がひと目でわかるようになっています。では、さっそく店内へ。しかし、なんとも残念なことに取材当日は見渡す限りの曇天。

それでも、奥に広がる博多湾までしっかり見えましたよ。

窓側のカウンター席に着いて待つこと3分。目の前に運ばれてきた、竹細工のお弁当箱。ここは料亭…?!

それではさっそくオープン!

えっ…やっぱり料亭?!
よく見ると、福岡の工芸品、小石原焼(こいしわらやき)や上野焼(あがのやき)の器が使われています。

メニューは日替わりで、事前にHPでも公開されています。取材日のメインは「サバのトマト南蛮漬け」だったのですが、これがとにかくおいしい。甘いタレが染みていて、口に運ぶたびに思わず顔がほころぶ。そして、ごはんが進む進む。

中心で彩りを添えているのは、「高野豆腐と干ししいたけの煮物」。ひとつひとつの具材にしっかり味が染み込んでいて、これぞ煮物のお手本といった一品。小石原焼の器とも相性抜群です。一見脇役のような「胡瓜とチキンの棒棒鶏風和え物」も、シャキシャキという胡瓜の食感が存分に楽しめます。ちょっぴり甘い味付けがくせになりそう!

そして、地味にうれしかったのが、ごはんの下に海苔が敷かれていて、1粒残さずいただけるようになっていること。そのほか、お弁当と一緒に提供されるお茶も福岡産なのですが、無料でいただけるお水も福岡の名水というこだわりよう。どこまでも福岡愛に溢れる姿勢に脱帽です!

今回ご紹介したよかもん弁当。店内でいただいて800円、汁物・スイーツがつかないタイプは680円(+50円で汁物がつけられます)。地産地消にこだわっているということで、やはり少々値は張りますが、払う価値アリです!

よかもん弁当のほかにも、福岡の明太子を使った「明太ハムチーズホットサンド」や、福岡のご当地カレーなどのお食事メニューはもちろん、デザートやドリンクも充実! がっつり食べたい時や友人とゆっくりお茶したい時など、さまざまなシーンで利用可能なカフェです。福岡の“よかもん”を食べに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

福岡県庁 よかもんカフェ
よかもん弁当 800円(税込)
※料金は2019年9月現在のものです

・味:★★★★★
・量:★★★★☆
・コスパ:★★★☆☆
・ご当地感:★★★★☆
・ロケーション:★★★★★
・トータル:★★★★☆

住所:福岡県福岡市博多区東公園7-7 福岡県庁 11階北棟
TEL:092-645-1835
営業時間:8:30~17:15(ランチタイム11:30~14:00)
定休日:土・日曜、祝日、年末年始

撮影・取材・文/寺尾えりか
福岡県在住のフリーライター。東京から福岡への移住を機に、出版社を退社しフリーランスの道へ。ベレー帽がトレードマーク。

編集/くらしさ

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