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【銭湯女子がゆく!】コリアンタウンの銭湯と料理で極楽気分!

【銭湯女子がゆく!】コリアンタウンの銭湯と料理で極楽気分!

“銭湯女子”おすすめの、ひとりでもデートでも使える銭湯と、その近くにある美味しいお店のご紹介コラム! 第4弾の舞台になるのは新大久保です。

この記事は、連載「銭湯女子がゆく!」の#04です。

JR山手線の新大久保駅から、韓国料理や韓流アイドルのグッズ店などが立ち並ぶ大久保通りを東へ進んだところにある「万年湯」さんにお邪魔しました!

万年湯さんに入ると、新築のピカピカさがありながらも、古き良きニッポンを感じさせるレトロな雰囲気を感じることができます。それもそのはず、一昨年の3月にリニューアルし、意図的に古き良き銭湯の雰囲気を取り入れているからなのです。

「新大久保という土地柄、地元の方はもちろん、新宿で活躍するビジネスパーソンや、海外からの観光客も多く訪れるんです。ですので、リニューアルに際しては、2020年の東京オリンピックでさらに多くの観光客の皆様が日本に触れることも意識して、日本の銭湯らしさを前面に出したんです」と女将さん。

リニューアル時にデザインを担当したのは、銭湯設計の第一人者である今井健太郎さん(今井健太郎建築設計事務所)。「都会の隠れ湯」というコンセプトで、どこか懐かしく落ち着いた空間で都会生活の疲れをいやしたいという想いが一致。

例えばロッカーひとつ、流し台ひとつとっても一切妥協のないこだわりを感じることができ…オーソドックスながらも、目を凝らせばたくさんの発見があるんです!

浴室もシックな照明と、淡い色合いのタイルで統一されており、どこか幻想的な雰囲気すらうかがえますね。

ちなみに、「鶴は千年亀は万年」ということわざにあやかって、美しく飛び立っていく鶴の姿もタイル絵でしっかりと描かれています。

ということは、タイル絵の下に貼られているタイル模様が亀の甲羅をイメージしたものか…と思いきや、「そうではないの」と女将さん(笑)。あれれ、「万年」なので、どこかに亀がいそうなものですが…どこだろう?

さて、解説はこの辺にして、私もそろそろお湯につかりたくなってきました(笑)

万年湯さんのお湯は軟水を使っているので、とっても肌触りがよく、入浴後に肌のパサつきがないのが魅力。ナトリウム温泉に近いイオンバランスで、刺激も少なく、お肌の新陳代謝にもいいという評判ですので、まさに美人の湯そのもの。

というわけで、もう我慢の限界! 早速お風呂を、いただきます!

私のお気に入りは、シルク風呂。軟水ですから、ただでさえ肌触りがいいのですけど、そこに細かな気泡が満ちて、まさにシルクのようなお湯がお肌を包んでくれるんです。

目に見えないほど小さな気泡がお肌の細かい汚れを取ってもくれるので、湯から上がった後も、驚くほどお肌がすべすべに! あまりのすべすべ、ツルツル感だけに、人によっては「本物の絹が入っているみたい」と言われたりもするそう(笑)

ほかにも電気風呂、座風呂など、たっぷりと楽しんで大満足。ちなみにお店オリジナルのトートバックも売っているので自分へのお土産に買っちゃいました! デザインは銭湯ハンコ作家・廣瀬十四三さんのもの。風呂桶がすっぽり入るサイズで、常連さんからも人気だそうです!

あ、よーく見たら、トートのイラストにかわいいカメが入っていますね。これで鶴と亀がちゃんとそろいました(笑)

せっかく新大久保に来たのだから、お風呂上がりに美味しい韓国料理を食べながらビールでも飲みたい!

そう思っていたら、万年湯の女将さんが「このお店、仲良しなんですよ。美味しいです!」と紹介してくださり、向かった先は「モイセ」さんという韓国料理店。

出迎えてくださったのは、店主のイ・キュンチョさん。大学時代から日本で暮らし、新大久保に店を構えて17年。

万年湯さんともお付き合いが長く、ともにお客さんを紹介しあう仲なのだとか。

モイセさんのおすすめをお尋ねすると、やはり韓国料理の王道であるデジカルビとサムギョプサルということで、いただきました!

デジカルビのデジとは豚のこと。ジューシーな旨みの詰まったお肉をガブリといき、辛みのあるソースにほんのりと汗をかく。そこにビールを投入して…ぷはーっと! 嗚呼、極楽です!

そして極めつけは海鮮チヂミ。エビやイカといった具材がたっぷり入って、このボリューム!

「とてもじゃないけど、一人じゃ食べ切れない…」と思いきや、甘辛いタレの美味しさもあって、次から次へとパクパク。嗚呼、太っちゃう…なんて頭では考えながらも口はパクパク…。

幸せな一日って、きっとこういう日のことをいうんでしょうね。

万年湯
所在地:東京都新宿区大久保1-15-17
営業時間:15:00~0:00(最終入場23:30)
定休日:土曜
料金:大人470円、子供180円、未就学児80円(親同伴無料)
電話:03-3200-4734
https://mannenyu.jp/

モイセ
所在地:東京都新宿区大久保1-15-11
営業時間:11:00~0:00(L.O.23:00)
定休日:なし
メニュー:デジカルビ1,500円(写真は2人前)、サムギョプサル(200g/写真は2人前)1,080円、海鮮チヂミ1,500円、生ビール540円、韓国焼酎1,000円、マッコリ2,000円 ※すべて税別
電話:03-3205-2373


奥野靖子(おくの・やすこ)

平日は会社員として働きながら、銭湯に癒され、銭湯に救われて生きている銭湯女子。職場のある東京都内の銭湯巡りはもちろん、地域の銭湯に行くため旅をし、近くに有名温泉があっても銭湯に迷わず行くという徹底ぶり。公衆浴場をこよなく愛し、銭湯ガイドマイスターとして、テレビ、雑誌など各メディアで銭湯の魅力をアピールし続けている。また、大学芋にもこよなく愛情を注ぎ、自ら「大学芋愛協会」の会長を務めている。

銭湯OL日誌(ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/sentou-yasuko
銭湯ネイル(HP)
https://sentou-nail.wixsite.com/sentou-nail
大学芋愛協会公式サイト
https://nihon-daigakuimo-kyoukai.jimdo.com/

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